土木施工管理技士は、道路・橋梁・ダム・トンネル・河川などの土木工事において、施工計画の作成から工程管理・品質管理・安全管理までを担う国家資格です。施工管理技士の中で最も受験者数が多く、建設業界における認知度・需要ともにトップクラスです。
主任技術者として、中小規模の土木工事の施工管理を担当できます。一件の請負金額が4,500万円未満の工事現場に配置されます。
監理技術者として、大規模な土木工事の責任者になれます。一件の請負金額が4,500万円以上の公共工事では、1級資格保有者の配置が必須です。
技士補制度(2021年〜)
2021年度から新設された「技士補」制度により、第一次検定に合格すると「施工管理技士補」の称号が得られます。1級技士補は、監理技術者の職務を補佐できる専任技術者として認められます。
主任技術者・監理技術者として現場を統括。1級取得で現場所長クラスへの道が開けます。
資格手当は月額1万〜5万円が相場。転職時の年収交渉でも大きな武器になります。
公共工事の入札に必要な経営事項審査で加点対象。企業から重宝される存在です。
年間5万人以上が受験する最大規模の施工管理技士資格。人手不足の建設業界で安定した需要があります。
令和6年度(2024年度)の制度改正により、受験資格が大幅に緩和されました。
| 区分 | 年齢要件 | 実務経験 |
|---|---|---|
22級 第一次検定 | 17歳以上 | 不要 |
22級 第二次検定 | — | 第一次検定合格後、実務経験等の要件あり |
11級 第一次検定 | 19歳以上 | 不要 |
11級 第二次検定 | — | 第一次検定合格後、実務経験が必要 |
令和6年度(2024年度)の制度改正により、受験資格が大幅に緩和されました。以前は実務経験がないと第一次検定も受験できませんでしたが、現在は年齢要件のみで受験可能です。
直近の試験データに基づく合格率の目安です。
| 区分 | 第一次検定 | 第二次検定 |
|---|---|---|
| 2級 | 44〜55% | 35〜45% |
| 1級 | 44〜55% | 35〜45% |
※ 直近の試験結果をもとにした合格率の範囲です
令和3年度(2021年)〜令和6年度(2024年)の合格率推移です。
| 年度 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 |
|---|---|---|---|---|
| 第一次検定 | 73.6% | 64% | 52.1% | 44.6% |
| 第二次検定 | 35.7% | 37.9% | 62.9% | 35.3% |
| 年度 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 |
|---|---|---|---|---|
| 第一次検定 | 60.6% | 54.6% | 49.5% | 44.4% |
| 第二次検定 | 36.6% | 28.7% | 33.2% | 41.2% |
※ 国土交通省 報道発表「技術検定合格者の決定」および各試験実施機関の公表値に基づく
合格率の推移や詳しい分析は学習コラムでご確認いただけます。
土木施工管理技士試験の典型的な年間スケジュールです。
受験申込
3月頃
第一次検定(2級前期)
6月頃
第一次検定(1級)
7月頃
合格発表(第一次)
8月頃
第二次検定(1級)
10月頃
第一次・第二次検定(2級後期)
10月頃
合格発表(最終)
1〜2月頃
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主要都市の試験会場・アクセス情報をご確認いただけます。
土木施工管理技士は、道路・橋梁・ダム・トンネル・河川などの土木工事において、施工計画の作成、工程管理、品質管理、安全管理を行うための国家資格です。建設業法第26条に基づき、一定規模以上の工事現場には主任技術者または監理技術者として資格保有者の配置が義務付けられています。試験は一般財団法人全国建設研修センターが実施しています。
2級は主任技術者として中小規模の工事を担当でき、1級は監理技術者として大規模工事の責任者になれます。1級は特定建設業の許可要件にもなるため、より大きな案件に携われます。
令和6年度(2024年度)の制度改正により大幅に緩和されました。2級第一次検定は17歳以上、1級第一次検定は19歳以上であれば誰でも受験可能です。第二次検定には実務経験等の要件がありますが、以前より緩和されています。
十分に可能です。特に第一次検定はマークシート方式のため、過去問を繰り返し解くことで合格圏に到達できます。第二次検定は記述式のため、経験記述の対策が重要です。sekocanの過去問クイズと解説を活用すれば効率的に学習できます。
2級は3〜6か月(目安200〜300時間)、1級は6〜12か月(目安300〜400時間)が目安です。1日1〜2時間の学習を継続することで、無理なく合格を目指せます。実務経験がある方はより短期間で合格可能です。
全国の主要都市(札幌・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・那覇など)で実施されます。受験票で必ず会場を確認してください。
土木施工管理技士は建設業界で最も需要の高い資格の一つです。資格手当(月額1万〜5万円が相場)の支給、昇給・昇格の条件、転職時の年収アップなど、具体的なメリットが期待できます。1級取得者は現場所長クラスへのキャリアパスも開けます。