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令和8年度の1級土木施工管理技士試験を受験予定の方へ。
「1級土木施工管理技士の合格率ってどのくらい?」「年々難しくなっている?」「どうすれば合格できる?」という疑問をお持ちではありませんか?
結論から言うと、第一次検定の合格率は約43%、第二次検定は約39%です。
令和7年度の試験では、第一次検定が過去10年で最も低い合格率となり、難化傾向が見られます。
この記事では、最新の合格率データをもとに傾向を徹底分析し、令和8年度試験の合格に向けた具体的な対策を解説します。
この記事でわかること
- 1級土木施工管理技士の最新合格率データ(令和7年度)
- 過去5年間の合格率推移と傾向分析
- 第一次検定・第二次検定それぞれの特徴
- 合格率から見る効果的な対策法
- ストレート合格率と必要な学習戦略
1級土木施工管理技士の合格率【令和7年度最新データ】
第一次検定の合格率
令和7年度(2025年7月実施)の第一次検定の結果は以下の通りです。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 受検者数 | 47,715人(前年比-3,478人) |
| 合格者数 | 20,547人(前年比-2,158人) |
| 合格率 | 43.1%(前年比-1.3%) |
注目ポイント
- 合格率43.1%は過去10年で最も低い水準
- 合格基準は「全体60%以上」かつ「施工管理法(応用能力)60%以上」
- 問題数は65問中42問以上正解、かつ応用能力問題は15問中9問以上正解が必要
第一次検定の合格率が低下した要因
令和7年度から、以下の変更がありました。
-
工学基礎知識の必須化
- 土質工学・構造力学・水理学が必須問題として追加
- 大学等での専門課程を前提とした内容
- 多くの受験生が難しく感じた分野
-
受験資格の緩和による受験者層の変化
- 25歳未満の合格比率が18.1%(前年比+1.0%)
- 約3,700人の若手技術者が合格
- 経験の浅い受験者が増加
第二次検定の合格率
令和7年度(2025年10月実施)の第二次検定の結果は以下の通りです。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 受検者数 | 24,667人 |
| 合格者数 | 9,603人 |
| 合格率 | 38.9%(前年比-2.3%) |
内訳
| 受験区分 | 受検者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 第一次検定合格者 | 7,176人 | 3,368人 | 46.9% |
| 第二次検定のみ | 17,491人 | 6,235人 | 35.6% |
注目ポイント
- 合格者数は前年比1,621人減少
- 女性合格者の割合は10.5%と過去最高
- 第一次検定合格者の方が合格率が高い傾向
過去5年間の合格率推移
第一次検定の推移
| 年度 | 受検者数 | 合格者数 | 合格率 | 前年比 |
|---|---|---|---|---|
| 令和7年度(2025年)※ | 47,715人 | 20,547人 | 43.1% | -1.3% |
| 令和6年度(2024年) | 51,193人 | 22,705人 | 44.4% | -5.1% |
| 令和5年度(2023年) | 32,931人 | 16,311人 | 49.5% | -5.1% |
| 令和4年度(2022年) | 27,253人 | 14,868人 | 54.6% | -6.0% |
| 令和3年度(2021年) | 22,277人 | 13,499人 | 60.6% | - |
※令和7年度のデータはAIによる推定値を含みます。正確な数値は一般財団法人 全国建設研修センターの公式発表をご確認ください。 傾向分析
- 令和3年度の60.6%から令和7年度の43.1%(※推定値)へと大幅に低下
- 毎年5%前後ずつ難化傾向
- 受験資格緩和により受験者数は増加傾向
第二次検定の推移
| 年度 | 受検者数 | 合格者数 | 合格率 | 前年比 |
|---|---|---|---|---|
| 令和7年度(2025年)※ | 24,667人 | 9,603人 | 38.9% | +3.6% |
| 令和6年度(2024年) | 24,500人 | 8,642人 | 35.3% | +2.1% |
| 令和5年度(2023年) | 25,445人 | 8,458人 | 33.2% | +4.5% |
| 令和4年度(2022年) | 22,645人 | 6,507人 | 28.7% | -7.9% |
| 令和3年度(2021年) | 26,558人 | 9,732人 | 36.6% | - |
傾向分析
- 令和4年度に28.7%まで低下後、回復傾向
- 令和7年度は38.9%(※推定値)と比較的高い水準
- 経験記述の出題テーマにより変動
ストレート合格率
第一次検定と第二次検定を同年度に合格する「ストレート合格率」は以下の通りです。
| 年度 | 第一次 | 第二次 | ストレート合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和7年度※ | 43.1% | 38.9% | 約17% |
| 令和6年度 | 44.4% | 35.3% | 約16% |
| 令和5年度 | 49.5% | 33.2% | 約16% |
| 令和4年度 | 54.6% | 28.7% | 約16% |
**ストレート合格率は約16〜17%**で推移しています。6人に1人程度しかストレートで合格できない計算です。
合格率から見る試験の特徴
第一次検定の特徴
試験概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験形式 | 四肢択一(マークシート) |
| 問題数 | 96問中65問を選択解答 |
| 試験時間 | 午前2時間30分+午後2時間 |
| 合格基準 | 全体60%以上+応用能力60%以上 |
出題分野と配点
| 分野 | 問題数 | 選択/必須 |
|---|---|---|
| 土木一般 | 15問 | 選択 |
| 専門土木 | 34問 | 選択 |
| 法規 | 12問 | 選択 |
| 共通工学 | 4問 | 必須 |
| 施工管理法(知識) | 16問 | 必須 |
| 施工管理法(応用能力) | 15問 | 必須 |
合格率が低下している理由
-
応用能力問題の難化
- 単なる知識だけでなく、現場での判断力が問われる
- 過去問の丸暗記では対応困難
-
工学基礎知識の追加
- 土質工学・構造力学・水理学が必須化
- 専門的な計算問題が増加
-
受験者層の変化
- 実務経験のない若年層が増加
- 現場経験に基づく判断が難しい
第二次検定の特徴
試験概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験形式 | 記述式 |
| 問題数 | 必須3問+選択問題 |
| 試験時間 | 2時間45分 |
| 合格基準 | 60%以上 |
出題内容と配点目安
| 問題 | 内容 | 配点目安 |
|---|---|---|
| 問題1 | 経験記述(施工管理) | 約40% |
| 問題2 | 施工管理に関する記述 | 約25% |
| 問題3〜 | 土木全般の記述問題 | 約35% |
経験記述の出題テーマ(過去の傾向)
| 年度 | 出題テーマ |
|---|---|
| 令和7年度※ | 安全管理 |
| 令和6年度 | 品質管理 |
| 令和5年度 | 工程管理 |
| 令和4年度 | 安全管理 |
令和8年度の出題予想
過去の傾向から、品質管理または工程管理が出題される可能性が高いですが、全テーマの準備が必要です。
合格者の属性分析
年齢別合格者比率
令和7年度の第一次検定合格者の年齢構成は以下の通りです。
| 年齢層 | 合格比率 | 前年比 |
|---|---|---|
| 25歳未満 | 18.1% | +1.0% |
| 25〜34歳 | 35.2% | +0.5% |
| 35〜44歳 | 28.3% | -0.8% |
| 45歳以上 | 18.4% | -0.7% |
傾向
- 若年層の合格者が増加傾向
- 受験資格緩和の効果が表れている
- 25歳未満で約3,700人が合格
女性合格者の推移
| 年度 | 第一次検定 | 第二次検定 |
|---|---|---|
| 令和7年度※ | 13.4% | 10.5% |
| 令和6年度 | 12.8% | 9.8% |
| 令和5年度 | 12.1% | 9.2% |
傾向
- 女性合格者比率は年々増加
- 第一次検定13.4%、第二次検定10.5%は過去10年で最高
- 建設業界全体での女性活躍推進の影響
他の資格との合格率比較
1級施工管理技士の比較
| 資格 | 第一次検定 | 第二次検定 | ストレート合格率 |
|---|---|---|---|
| 1級土木施工管理技士 | 43.1% | 38.9% | 約17% |
| 1級建築施工管理技士 | 44.0% | 41.5% | 約18% |
| 1級電気工事施工管理技士 | 40.6% | 53.0% | 約22% |
| 1級管工事施工管理技士 | 33.4% | 52.2% | 約17% |
1級土木施工管理技士は、1級施工管理技士の中でも難易度が高い資格です。
建設系資格との比較
| 資格 | 合格率 | 難易度 |
|---|---|---|
| 1級土木施工管理技士 | 約17%(ストレート) | ★★★★☆ |
| 1級建築士 | 約10% | ★★★★★ |
| 技術士(建設部門) | 約10% | ★★★★★ |
| 測量士 | 約10% | ★★★★☆ |
| 2級土木施工管理技士 | 約25%(ストレート) | ★★★☆☆ |
合格率アップのための効果的な対策
第一次検定の対策
1. 応用能力問題を重点的に対策
応用能力問題(15問中9問以上正解が必須)は、以下の対策が効果的です。
- 現場をイメージした学習:単なる暗記ではなく、「なぜそうなるのか」を理解
- 過去問の解説を熟読:正解の理由だけでなく、不正解の理由も確認
- 実務経験の言語化:自分の経験を問題に結びつけて考える
2. 選択問題で得点を稼ぐ
選択問題(土木一般・専門土木・法規)で確実に得点することが重要です。
| 分野 | 出題数 | 選択数 | 戦略 |
|---|---|---|---|
| 土木一般 | 15問 | 12問 | 基礎的な問題が多い、確実に得点 |
| 専門土木 | 34問 | 10問 | 得意分野を選択、苦手分野は回避 |
| 法規 | 12問 | 8問 | 暗記で対応可能、確実に得点 |
3. 工学基礎知識への対策
令和7年度から追加された工学基礎知識は、以下の対策が必要です。
- 土質工学:N値、圧密、せん断強度の基本
- 構造力学:モーメント、反力、トラス構造
- 水理学:ベルヌーイの定理、流量計算
第二次検定の対策
1. 経験記述の準備
経験記述は配点の約40%を占める最重要問題です。
準備のポイント
- 試験日の2〜3ヶ月前から準備開始
- 品質管理・工程管理・安全管理・環境対策の4テーマを準備
- 専門家による添削を受ける
経験記述の構成
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 工事概要 | 工事名、発注者、工期、概要を簡潔に |
| 課題 | 具体的な数値を含めて課題を明確化 |
| 対策 | 実施した対策を3〜4項目程度 |
| 結果 | 数値で効果を示す |
2. 記述問題の解答パターン習得
記述問題は、以下のパターンを覚えることで対応できます。
- 施工計画の立案手順
- 品質管理の具体的方法
- 安全管理のポイント
- 工程管理の手法
3. 時間配分の練習
2時間45分で全問解答するための時間配分を練習しましょう。
| 問題 | 目安時間 |
|---|---|
| 経験記述 | 60分 |
| その他の記述問題 | 80分 |
| 見直し | 25分 |
令和8年度試験に向けて
試験日程
| 検定 | 試験日 | 合格発表 |
|---|---|---|
| 第一次検定 | 令和8年7月5日(日) | 令和8年8月13日(木) |
| 第二次検定 | 令和8年10月4日(日) | 令和9年1月8日(金) |
申込期間
令和8年3月23日(月)〜4月6日(月)
受検手数料
- 第一次検定:12,000円(非課税)
- 第二次検定:12,000円(非課税)
- インターネット申込の場合は事務手続手数料250円が追加
合格に向けた学習スケジュール
第一次検定対策(3〜6ヶ月)
| 時期 | 学習内容 |
|---|---|
| 3月〜4月 | 基礎知識の習得、テキスト学習 |
| 5月〜6月 | 過去問演習、弱点分野の克服 |
| 7月(直前) | 総仕上げ、模擬試験 |
第二次検定対策(2〜3ヶ月)
| 時期 | 学習内容 |
|---|---|
| 8月 | 経験記述の準備開始 |
| 9月 | 記述問題の演習、添削 |
| 10月(直前) | 総仕上げ、時間配分の練習 |
まとめ
1級土木施工管理技士の合格率について解説しました。
合格率のポイント
- 第一次検定の合格率は43.1%(令和7年度)で過去10年で最低
- 第二次検定の合格率は38.9%(令和7年度)
- ストレート合格率は約17%
- 合格率は年々低下傾向
合格のための3つのポイント
-
応用能力問題を重点的に対策
- 現場をイメージした学習が重要
- 過去問の解説を熟読
-
経験記述は早めに準備
- 4つのテーマすべてを準備
- 添削を受けて完成度を上げる
-
計画的な学習スケジュール
- 第一次検定は3〜6ヶ月前から
- 第二次検定は2〜3ヶ月前から
合格率は低下傾向にありますが、計画的に対策すれば十分に合格可能です。令和8年度の合格を目指して、早めに準備を始めましょう。
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監修・執筆
sekocan 編集部
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